甲乙丙丁の4巻があり、その中でも傑作と評判の高い甲乙2巻を復刻している。もっとも有名な甲巻は、猿、兎、蛙などがユーモラスに擬人化された遊戯図で、その自由闊達な線描による戯画は日本人古来の諧謔と機智に富む。
画面全体に通奏低音として流れる滑稽味と絵師の即興的な筆さばきなどは、庶民感覚が生み出した現代の漫画の原点ともいわれている。
甲 巻 | |
---|---|
寸法 | 30.6×1,145.9 cm |
保管場所 | 高山寺蔵 |
解説 | 上野憲示 |
乙 巻 | |
---|---|
寸法 | 30.7×1,215.9 cm |
保管場所 | 高山寺蔵 |
解説 | 上野憲示 |
価格 | |
---|---|
標準価格 | 368,000円(税別) |